マイエンジェル†甘い声で囁いて

「…やめるか?」


三国くんは、立ち上がり自分の席へ向かおうとする。


「やる!よ~し。じゃあアカペラで。…でも、三国くんも一緒に歌って?」


「オレも?」


「うん。グラウンドで初めて一緒に歌った歌。…あれが一番好きかも知れない。

ハモってくれたよね?何かスッゴく気持ちよくって、あの事があったから…歌う自信がついたんだぁ」


「あれもいい曲だけど…。な、リクエストしていいか?」


リクエスト!?


私も…知ってる歌かな。


実は、三国くんのiPodに入ってたのはジャズばっかりで、私が知ってる曲なんか一曲もなかったんだよね。


「うん…いーよ」


「じゃあ…」