「タクミが不安にさせてんの?」
「えっ?いや、そういうワケでは…」
口ごもり三国くんを見ると、黙ってまだ私の腕を掴んでいる。
「三国くん、…手ぇ」
「あ、悪い」
ちょっと不満気な顔のまま三国くんは私から手を離すと、鍵盤に指を乗せた。
どうしたんだろ、三国くんらしくない。いつも表情分からないのに、今日は何か感じが違う。
「…最近、ギター弾いてたから指硬くなってきてピアノ弾くのにちょっと違和感ある」
「ピアノは毎日弾かないの?」
「まぁ…気まぐれに」
気まぐれね。三国くんにピッタリの言葉。
「でもピアノ弾く男の子っていいよね。ピアニストにでもなれば?」
「何だよ、その投げやりな言い方…」
「将来は、音大行くの?」
「さぁ?これは趣味だから。仕事にはしたくないな」
そうなんだ…。バンドやってるし、てっきりデビュー目指してるのかと思ってた。
三国くんはまた例の考えるポーズをすると、黙り込んでしまう。
「えっ?いや、そういうワケでは…」
口ごもり三国くんを見ると、黙ってまだ私の腕を掴んでいる。
「三国くん、…手ぇ」
「あ、悪い」
ちょっと不満気な顔のまま三国くんは私から手を離すと、鍵盤に指を乗せた。
どうしたんだろ、三国くんらしくない。いつも表情分からないのに、今日は何か感じが違う。
「…最近、ギター弾いてたから指硬くなってきてピアノ弾くのにちょっと違和感ある」
「ピアノは毎日弾かないの?」
「まぁ…気まぐれに」
気まぐれね。三国くんにピッタリの言葉。
「でもピアノ弾く男の子っていいよね。ピアニストにでもなれば?」
「何だよ、その投げやりな言い方…」
「将来は、音大行くの?」
「さぁ?これは趣味だから。仕事にはしたくないな」
そうなんだ…。バンドやってるし、てっきりデビュー目指してるのかと思ってた。
三国くんはまた例の考えるポーズをすると、黙り込んでしまう。


