夏休みのある日…


オレは風ちゃんにキスをした。






流れ?


いや、好き…だからだろ。


風ちゃんが好きんなった…。




友情だか、メンバーへの愛なのか、何だか分からないうちにしたキス。


その後、またキスしたわけだけど。





オレの腕の中で溶けていきそうな風ちゃんを、愛しいと思い、キスをして強く抱き締めた。


風ちゃんが…好きだ。


自分に何度も言い聞かせる。




今までフラフラとしてきたせいか、いつもの軽い病気なのか、本気かどうかも自分では分からない。





ただ…一つ分かる事。


それは、風ちゃんには絶対に言えない…。





オレの中に…


三国くんから風ちゃんを、勝ち取ったような喜びがあったなんて…。