背中に添えられたタクミの腕に身体を預ける。

力強く支えてくれる腕や、脳裏に浮かぶタクミの眼差しが、私の中で眩しく重なる。




今日ここにくるまで…


まさかタクミと上手くいくなんて思ってなかった。


私の片思いは…これで実ったんだ。


一年半前の辛い思い出は、いつもタクミが消してくれる。


これからは、二人の楽しい思い出でいっぱいに…できるんだよね。