マイエンジェル†甘い声で囁いて

タクミと仲直りしたあの日…


家に帰ると、久々景が家にいた。






リビングで我が物顔でふてくされテレビを見る姿に、苛立ちが起きる。


うわ…。今日観たいテレビあったけど、いいや。ご飯食べてすぐ部屋に戻ろう。


久々家族で囲む食卓。


お母さんは脳天気だから、私たちの喧嘩にはノータッチ。血が繋がってるんだから、年とれば仲良くなるわよって、いつもお父さんに言ってる。


相変わらず、無言でやり過ごす私たち。


『景、もうご飯いらない?』


お母さんの声に、おかわり…と茶碗を渡す景。


その光景が少し懐かしくも感じる。


昔は、姉ちゃんおかわり!って言ってたっけ…。いやいや…そんな感傷的になってる場合じゃない。


『そういえば、景…最近毎日どこ行ってるの?』


『ライブハウス…』


ボソッと呟く景に、お母さんはニコニコ笑顔。