う~、弾くなら言ってよね。私も練習したいよ。


ちぃちゃんと別れ、三国くんには邪魔…って言われるかと思いつつも、足はグラウンドへ向かう。








「私もやる~っ」


走りだして気付いた。いつもと違う後ろ姿に…。


振り向いたその彼は


三国くんじゃ…


なかった。