その後もいろいろ回った。 外を覗くともう外は真っ暗。 どうしよ…一人怖いな。 坂倉くんと玄関を出て一人でそう考えてたら。 「桜井、送ってく。」 なんと優しい坂倉くん。 やばい…どんどんハマって行く。 私は自然に笑顔になれた。 「ありがとうっ!」 坂倉くんはゆっくり歩き出した。