「は…?」 「一週間前かな。有が学校行ってる間に真奈美の本当のお父さんとお母さんって人が来てさ。いい人で。真奈美もなついてて」 嘘だろ… 「まあ、DNA鑑定待ちだけど。多分、本当の親だろうね…違ったらわざわざ名乗らないでしょ?」 それは、分かる。分かるけど… 「でも、いいのかよ…っ!真奈美はモノじゃねぇ!そんな易々と『はい、どうぞ』って渡していいのかよ!?」 俺は机を思いきり蹴った。