俺が、十歳の頃、 孤児院の前に赤ちゃんが捨てられていた。 『河田真奈美』 という名前が入ったネームのバスケットとともに。 それを最初に見つけたのは俺だった。 それから、俺は真奈美を大切に育てた。 真奈美のお陰で俺は人間という感情を取り戻せたのかもしれない。