【短】愛らぶ★ヒーロー


ふり返ったサガラは、ちょうど先輩んちの門を入ろうとしてるとこだった。


門の内側には先輩がいて、「どうぞ」って感じで招き入れてるとこだった。



先輩は突然乱入してきた俺に


「え!? ヒロ!?」

と、目ん玉ひんむいて驚きの声をあげ、



サガラはやっぱいつもと変わらない無表情だけど

実は焦ってるってことが、わずかな眉の角度の変化で俺にはわかった。



「先輩っ!」

「うわっ」



原付を飛びおりた俺は、勢いまかせに先輩につかみかかった。



「サガラには手ぇ出さないでくださいっ!」