別に…… 土屋先輩に女がいっぱいいるのは、今に始まったことじゃない。 いろんな女と遊んでんの、前からわかってた。 俺も同じようなもんだった。 でも。 サガラの好きな人が土屋先輩だとわかった今は ……聞き流せねーんだよ。 笑えねーんだよ。 だってそれじゃ、サガラがかわいそうだ。 あいつはそんな先輩のために、好きでもない俺とエッチまでしようとして――… 「くそっ!」 俺はコンビニを出ると、せわしい手つきでメールを打ち始めた。