「いや~ありがとう。マジすごいわ、サガラさん」 「たいしたことないですよ。勉強を教えるのが得意なだけです」 「へーっ、ますます尊敬! 俺なんか毎回テスト赤点でさ。 昔からバカで、高校入れたの奇跡って言われるし」 「でもそれは…… 空手をがんばっていたから、勉強する時間がなかったんでしょう?」 「え?」 空手……って、言ったよな今。 「なんで知ってんの?俺が空手やってたって」