「こんなの絶対着ない」

意を決して言ってやった



「あ?おまえオレに逆らう気?」

出たよ。オレ様発言。


着ないったら着ない。



うっ


目が怖いんですけど・・・・・・





「いやに決まってるじゃない。なんであたしがメイド服なんか着なくちゃいけないのよ。」


「ふ~んそうなんだ。
そんなにこれ着るのが嫌なんだ。
じゃあお前の秘密バラされるのとどっちがいい?」


ニコってあんた……


すっごい笑顔なんだけど…



いや……


これ着るのも嫌だけど








秘密ばらされるのはもっと嫌!!!!!!!!





こいつの前でメイド服とか屈辱的過ぎる……

でもこれはあたしが安心して


オタク生活?を送るために必要な修行なんだよっ!


そうだよ!そう思えばなんてことないよ。



自分を納得させ、かなり嫌々ながら


メイド服を受け取った。


しょ、しょうがないんだからね?


言うこと聞かないと何されるか

わかったもんじゃないから…


だから着るだけだからね!


勘違いしないでよ。


別にあたしが着たいとか…そんなんじゃないんだから!