そんな私たちの様子を亜梨子ちゃんがじーっと見てる
「…どうかした?」
何か言いたそう…
亜梨子ちゃんが口を開いて喋ろうとした瞬間
「亜梨子ー!帰るよ」
ぁあーもー!
村上さん…ホント空気読めない!!
「村上さん帰るんですか?」
「仕事がありますので」
亜梨子ちゃんを抱っこして帰ろうとしたら
「やだぁーー!!!!!!」
いきなり泣き出した
「仕事があるんだよ、」
「ありすもっとあしょびたいのおー!!!!」
ぁ〜あ…だだっ子(笑)
村上さん大変だぁ〜
「そんなこと言っても仕事があるんだよ!」
「いやぁーーー!!!!!!」
村上さんの腕の中で泣き叫んで暴れちゃってるし
しょうがない助けてあげよう!
「じゃあ亜梨子ちゃん預かってあげましょうか?」
「えっ?」
「もっと遊びたいみたいだし夜うちに迎いに来てくれればいいですから」

