あたしの想いで


あたしは正樹を忘れようと
頑張った。

どんなに頑張っても
最初は廊下で会うたびに
目で追っていた。


だけど、翔と一緒に
いる時間が増えるにつれ
あたしは正樹を忘れていった。



でもそんなある日、
あたしは思いもよらない
事実を聞かされた。