だんだん文通も面倒に なってきて あたしは返事を返さずに 過ごした。 自分からいうのは嫌だから 相手がおれるのを待とう って思っていた。 自然消滅も狙っていた。 けどいつまでたっても 何もない。 しかもあたしの入っている 吹奏楽の定期演奏会に 呼んでないのに 来ていてびっくりした。 あたしは先輩が引退だから 泣いてるふりをして その場を遠ざけた。