天使が舞い降りた。


「?」

「解散なんて、ないですよね?」

「…あるわけないだろ! 解散なんて」
 
俺の言葉を聞いて、凛が少し微笑んだ。

「良かった」

「どれくらいあっちにいるの?」

「1年の予定です。色んなもの吸収して、日本に帰ってきたらまた女優目指します!」

「そっか。じゃあー、大女優になった頃にはまたPV出てもらおうかな」

「えっ」

「頭下げに行きます」

「あはは。頑張ります」
 
凛が照れたように笑う。

「あ、そろそろ時間?」

「はい」
 
俺は美紀から預かった袋を取り出した。