どことなく吹っ切れた様子の俊介。 そして俺も…。 俺らは久しぶりに笑い合った。 ここ何ヶ月かぎくしゃくしていた俊介と、ようやく分かり合えたような瞬間。 バンドを始めた高校時代に戻ったような俊介の笑顔と、決意を見た気がしたー。 ・ ・ ・ 俺は久しぶりに美紀の実家のパン屋さんに顔を出した。 休憩時間に店の裏で待ち合わせをする。 「ごめん。待たせた?」