天使が舞い降りた。

 
「…」

「…この間のこと。あれは本気」
 

無理やりのキスと告白。

階段を駆け下りていった凛の後姿が、今も目に焼きついている。


「でも答えはいらないから。そんなの分かってるし」

「潤一さん…」

「焦るつもりはない。…凛ちゃんも、ね」

「…」

「無理に俊介のこと忘れようとか思わなくていいじゃない。どうせそんなことできないんだから…。ゆっくりでいいんだよ」

「…はい」

「1人にはしないから。隣にいるからもう寝なよ」

「隣に?」