電話を切ってすぐ、玲の家のドアが開いた。
部屋に上がったが、玲はまだドアの前に突っ立ったままだった。
ボーっとしていて、
目は焦点が定まっていない。
あきらかに様子がおかしい。
「大丈夫か?具合悪い?」
「ううん。そうじゃない。」
なにか言いだげな玲の表情。
「『そうじゃない。』って他になんかあんの?」
オレには何もわからず、
ただ、不安気な玲の表情だけが気になっていた。
「ここ、座れば?」
俺は、ポンと床を叩いた。
玲はうなずき、オレの隣に座った。
そして、顔を伏せて言った。
「子供・・・できちゃったかも。」
は・・・?
「子供?」
「うん。」
玲は下を向いたまま答えた。
おいおい、マジかよ。
子供ができるなんて、思ってもいなかった。
付き合う前から玲を抱いたことは何度もあるが、
必ず、避妊はしていた。
子供を作る気なんてなかったし、
もちろんできてしまうなんて思ってもいなかった。
「なんで・・・?」
呆然とするしかできない。
すると、玲が泣きだしてしまった。
ボロボロと涙が玲の頬をつたう。
「大丈夫。まだ本当に子供が出来たとは決まってないだろ?」
「うん。」
「じゃぁ、心配するな。」
今は、玲を落ち着かせることが最優先だった。
本当は、
オレが一番落ち着きたかった。
部屋に上がったが、玲はまだドアの前に突っ立ったままだった。
ボーっとしていて、
目は焦点が定まっていない。
あきらかに様子がおかしい。
「大丈夫か?具合悪い?」
「ううん。そうじゃない。」
なにか言いだげな玲の表情。
「『そうじゃない。』って他になんかあんの?」
オレには何もわからず、
ただ、不安気な玲の表情だけが気になっていた。
「ここ、座れば?」
俺は、ポンと床を叩いた。
玲はうなずき、オレの隣に座った。
そして、顔を伏せて言った。
「子供・・・できちゃったかも。」
は・・・?
「子供?」
「うん。」
玲は下を向いたまま答えた。
おいおい、マジかよ。
子供ができるなんて、思ってもいなかった。
付き合う前から玲を抱いたことは何度もあるが、
必ず、避妊はしていた。
子供を作る気なんてなかったし、
もちろんできてしまうなんて思ってもいなかった。
「なんで・・・?」
呆然とするしかできない。
すると、玲が泣きだしてしまった。
ボロボロと涙が玲の頬をつたう。
「大丈夫。まだ本当に子供が出来たとは決まってないだろ?」
「うん。」
「じゃぁ、心配するな。」
今は、玲を落ち着かせることが最優先だった。
本当は、
オレが一番落ち着きたかった。

