「向日葵(ヒマワリ)ー!」 とでかい声であたしのことを呼ぶお母さん。 「なにー?」 と渋々返事をする。 「あんたいつまでちゃんと働かないでフリーターでいるつもりなの?」 とお母さんは私に聞いてくる。 「うん…ごめんね。ちゃんと仕事みつける。」 「わかってるならいいのよ。」 お母さんはいつでも優しい。 「うん。」 とだけ言って私は自分の部屋に戻った。