なにがって… 「コイツ、熱あるんだろ?」 「あぁ。39度」 ささささ…39!? 「帰らせた方がいいんじゃねぇの?」 ―グイッ ん? 目線を落とすと円城が俺の腕をがっしり掴んで俺をじっと見ていた 「大、丈夫っ、て、言ってたま、すからっ…!」 …目が燃えてる 「だけど…お前、その熱じゃ」 「大丈夫ですっ!」 「……な?頑固だろ?」 全てを分かっていたかのように観月は呟いて、控え室に向かう 「……まじかよ」 この状況でやるってこと?