胸が張り裂けそうになるよ。 心が悲鳴をあげる。 僕は僕であり、僕じゃない。 「み、御坂君!」 同じクラスの女子。 吉備津の親友である朱宮。 普通に仲は良い方。 それに、吉備津と同じぐらいに可愛いし性格も良い。 並んで歩いても華がある。 「どした?」 「あの…私…ずっと、ずっと好きだったの!」