堂々と遅刻して、昇降口に到着。


あれ?

廊下に

誰かいる。


しかも、

なんか、不良っぽい。


あたしは、
話しかけてみた。


『あの??』

『??』

その人は、あたしを見て

俺になんか用??みたいな顔をした。

よく見ると、かなりのイケメン!!。


『こんなところで、何してるの??』


『別に…さぼってるだけ…』


その人は、素っ気なく答えた。

『やっぱ不良だね』

『そっちこそ、堂々と遅刻でしょ??』


『時間なかったからね…』

『ふーん』


『あたし、水嶋亜美。そっちは??』


『沖田隼人…』

隼人くんは、めんどくさそうにそういった。