「なぁに?グレニスと痴話喧嘩?」 まな板の上で包丁のトントントンと軽快なリズムをたてて料理をつくるマザーに声をかけられた。 「違いますよ。グレニスに最近避けられてて」 頭をかくと、 「ふふ、二人とも思春期ね」 なんで笑いが? 思春期? 今関係あんの? マザーもわけ分かんねーよ。 あぁ~ イライラする。 なんなんだよ! ベッドの上に背中からダイブした。 自分の中のこのモヤモヤする気持ちにもイライラする。