ほどなくして美波の肩を持ち、揺らしながら名前を呼び、起こした。 少し眠そうに上体を起こす美波に愛しさを覚え、抱きしめたくなる衝動を抑えた。 美波が俺を真っ直ぐ見るから、胸はドキドキなってるし、不安で不安で仕方なかった。 だからこそ、笑って「おかえり」と言う美波が信じられなかった。 聞き間違えなんじゃないかって思ったほどだ。