●晃Side●


家に帰ってくるなりマザーから、
「あなたの大切な人があなたの隣の部屋で待ってるわ」
なんて言われて、わけもわからずその部屋に入った。


そうしたら、ベッドに横たわる美波がいて言葉を失った。


近づいても気持ちよさそうに寝ている美波を起こそうとは思えなかった。