この字が判らないはずがない。 見慣れたその字は、ふいに懐かしさを運んできた。 ―――――晃。 晃、なんで日本にいないの? なんで留学しちゃったの? 今、すごく会いたいよ。 嫌いになれるわけない。 なに思ってたんだろ。 晃が憎いって? 失望したって? そんなの一時の流された感情にすぎないのに。