屋上に吹き抜ける風。 冷たい風。 昼休みがもうすぐ終わる、そう告げる予鈴。 なにもかも終わりに近づいてる、そう思わせるこの時間。 今までだったら、付き合ってた時は必ずといっていいほど立つときには差しのべられていた慎吾の大きな手。 もうそれも期待しちゃいけない。 彼女じゃないから。 慎吾を傷つけたから。 なのに、ふと見ると慎吾の大きな手が目の前に差し出されていた。 嬉しい反面、淋しい気持ちなのはなぜ? 慎吾の優しさが今は痛いよ・・・