美波って存在が俺を支配して、俺の中は美波でいっぱいだった。


真琴には悪いけど、

俺には美波が世界一の女。


多分、一生、

美波を好きなのを変えられない。


美波がどんなヤツを好きになって、結婚したとしても、俺はそいつに嫉妬して、悔しがることしかできない。


今まで、真琴が傍にいても近くには美波がいた。


結局、俺は、美波ナシじゃやってけないってことなのかもな。