たたんである布団を敷いて、寝転ぶ。 寝たい! そう思うのに、目はぱっちり冴えてる。 眠ろうとして目を閉じてみると、瞼の裏で思い浮かぶのは3人との思い出。 慎吾と晃に出会った2才の時からの出来事が走馬灯のように思い出される。 寝れない。 寝たいのに。 目から涙が一筋の道を通り流れ落ちて枕を濡らしていく。