「ほんとうだよ…」 あたしは 消えそうなくらい 小さな声で呟いた 「まぢ嬉しい…」 増川はそういって あたしを優しく抱き締めた 「増川…」 「もう増川なんて 固い呼び方すんなよ 裕介でいいから」 「うん」