「…秋人さ、ん」 日和の足が止まる。俺を見上げて、真っ直ぐに見つめる強い瞳。 日和は綺麗な目をしてるから。こうしてそらさずに見つめられたら俺は一瞬たじろぐのをこいつは知っているのか。 「あたし、」 日和が何か決心したように口を開こうとした瞬間、 「日和じゃないかー!!!!!!!!」 遠く、遠くから響く、いやに高音な良い声。