「どうして…ですか」 日和の声は重い。その筈、日和はこの場所には多分、こっそりとしか来た事がないと小春が言っていた。 落ち葉をグシャリと踏む音だけがバラバラと響く。 俺は日和の質問には答えず、同じような風景の中をただ、目的の場所へと足を動かせた。