え………………? 窓からそんな音が聞こえた気がした。 気のせいかな? そう思って僕はドアを開けようとしたが コンコン… やっぱり窓の方から聞こえる。 僕はブリキのようにガチゴチ窓に向き直ると、つばを無理やり飲み込んだ。 そして、窓の方に一歩一歩近づいていった。 大丈夫、きっと気のせいに違いない。 僕は机にランプを置くと、両開きの窓を開けた。 そして、身を乗り出して左右交互に見る。 誰もいない。 まあ、当たり前だけど… .