かあっ


そう考えた瞬間、顔が熱くなったのかわかった。



「…っ!」


「あれ?否定しないの?」




どきんっ‥

どきん、どきん…



だめだ、顔があげられない。




「……夏海?」



「やっ!」


うちは、気づいたら藍斗を倒していた。



「あ……ごめんっ!」


そのまま、うちは教室を出て行った。




だめだ…

今まで通りに、できない。










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