四季恋 * -シキコイ-




「俺のこと、嫌いなの?」



「え…」




翔太くんは、なにを言ってるんだろう。


スキでスキで、たまらないのに。



「一緒に帰ろうって言ったのに、なんにも言わないで先に帰っちゃうし。最近は、避けてるような気がするし。…今だって、目も合わせようとしないし。」




「それは…っ!」



言い掛けた言葉を飲みこんだ。




翔太くんが、すごく切なそうな顔をしていたから。





なんでそんな顔するの?


ハルに避けられるのやだったの?


真美が好きなんじゃないの?



期待しちゃうよ…




「なんにも言わないで先に帰っちゃったのは、ごめんね?でも、翔太くんは、真美のことがスキなんだと思って…。」



「……今目を合わせてくれないのは、なんで?」




「それは……っ、翔太くんが近くて、どきどきしちゃうからですっ………」



言っちゃった!


どうしよう、引いたかな?




翔太くんの顔をみると、翔太くんは、笑っていた…










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