「ゆぅさん……?」 「…変わってやりたいよ。でも、心愛のことは忘れたくないんだ。ごめん……ごめん……。」 変わりたくても代われる訳ないのに、どうしてゆぅさんは謝ってるんだろう? 「ゆぅさん…、謝らないでください。あなたのせいじゃないんですから。」 「心愛……。」 ゆぅさんは、私の髪を撫でた。 そしてにこっと笑い、 「ありがとう」と言った。 .