キミにサヨナラをする。




俺の好きな曲の間に、紙がはさまっていた。



「読めって…ことか?」


俺は紙を開いた。



『しょーがないから、
このCD貸してあげる!!


私が家に戻ってきた時、
ちゃんと返してね!?』




なんだよ、これ…



「ん?」


この紙の裏にも、

なんか書いてあるな…





『本棚の中。』




「…あははっ♪宝探しか!」


俺はなんだか、楽しくなってきた










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