それを開いた瞬間、俺の視界は見えなくなった。





「うっ……う゛ぁぁぁぁっ!心愛っ………あああっ」






涙が、俺の視界を奪った。







『どうか…










私のために笑っていて。』







愛してる……



笑う。
俺は愛するキミのために笑うよ。




だけど、
今だけは…


今だけは泣かせて…。



明日からは、
ちゃんと笑うから……。





今日だけは…………










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