「ゆーうちゃあーん♪」


ガバッ




「ヒロ…お前、用もないのに抱きつくなよ……」



俺は、
広谷悠希の広をとって、ヒロと呼ぶことにした。




「もーっ、悠希って呼んでって何度も言ってんのにぃ…」

ヒロはぷうっと頬を膨らませた。



「可愛くないから。」




「優やんひどぃーっ!!」


「悠希ー」

「どしたんー?」

「泣かないでー」



女が群がってきた。



はあ…
うざ……