咲「はい、じゃあ今から進路希望用紙配るから、提出した奴から帰って良いぞー」

秋「先生!俺は先のことよりも今を大切にしたいです!」

千「先生、手塚くんが遠回しに帰りたいって言ってまーす」

秋「オィィィィィィイ!
 お前、俺がナイ頭を振り絞って捻り出した名言に何てことしてくれんだ!」

千「あ、頭足りないって自覚あるんだ」

秋「……なに、お前死にたいの?」




――――――――………




和「うーん、進路って言ってもなぁ…」

咲「お前達はまだ一年だから、具体的に書かなくても良いぞ。
 野球選手とかパイロットとか、お花屋さんとかケーキ屋さんとかで良いから」

尊「それじゃ幼稚園児並です」

咲「良いんだよ、先生だって大学に入るまで世界征服を夢見てたから」

和「よく教師になれたな」

咲「とにかく適当で良いからな!
 あ、でも“上條先生のお嫁さん(ハート)”とかはダメだぞ!
 特に女子!
 俺には穂波という大切な人がいr(ry」

千「特にって何。
 男子までカウントすんなよ」

和「いや、女子も明らかに書く人いないからノーカウントで」

咲「……お前らホント酷いな」




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