榊「おい、止まれそこの生徒」
和「またかよ」
榊「こっちだってもうウンザリだ。
ピアスを外せ」
和「すいません、私の国では生まれてすぐにピアスをつけるしきたりなんです」
榊「入学式の日、開けたばかりだって言わなかったか?」
和「間違えました、18歳になったら開ける決まりなんです」
榊「お前高一の15歳だろ」
和「失礼な、16ですよ」
榊「どちらにせよ18歳に満たないだろ」
和「間違えました、18までに開けないと打ち首なんです」
榊「古いわ、お前だんだん言い訳の仕方が日向に似てきたな」
和「え」ガビン
榊「日向、お前も来い」
尊「先生、俺は髪を切りました。
毛先を5センチ程」
榊「女々しいんだよ切り方が。
何も変わってないだろ」
尊「変わったでしょ、この辺が」
榊「本人しかわからないくらいの差だろ」
尊「先生、こういうちょっとしたことに気付かないと、彼女が怒りますよ」
榊「お前を彼女にした覚えはない」
尊「先生を彼氏にした覚えもありません」
和「私は気付いたよ、毛先が軽くなったよね」
尊「わかってくれるか!」
榊「わかるのは森田くらいだ」
END
(そういえば最近アッキー来てないね)
(あぁ、この前アイツが家に来たと思ったら妹の部屋からいかがわしい声が聞こえてきてな、半殺しにしてやった)
(いつか捕まりますよ)
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