千「人間の子が出来たと知った
 お父さん鮫は憤慨し
 娘を海から追放……」

尊「飛び込んだ人間の世界で
 待ち受けていたのは
 種族の違いによる偏見と差別……」

千「自分の姿を憎み夜な夜な啜り泣く
 孝夫母に孝夫父は言った……」

尊「【泣くな!俺が必ず
 お前を守ってみせる!!】」

千「孝夫父ー!感動だぁー!」

鮫「あんたら何妄想
 膨らませてんですか」






 END

(鮫、一つ聞いて良いか?)
(何ですか?)
(父親と母親、どっちが鮫なんだ?)
(双方人間です!
 因みに私はおばあちゃん似です)
(成る程、
 おばあちゃんが鮫なんだな)
(人間です)




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