千「ナンパなら一人で行けよ」
薫「あのさ、夢ばっかり見てるから千尋はいつまで経っても彼女できないんだよ」
千(ガ――――――ン!!)
薫「良い?
大人ってのはね、ハゲ散らかってて脂汗かいてて、とにかく汚い生き物なんだよ」
千「おまっ、何可愛い顔で恐ろしいこと言っちゃってんの!?
ってちょ、見てる!
ハゲ散らかってて(以下略)なオジサンがこっち睨んでる!!」
薫「あ、もしかして聞こえてたかな?」
千「なんでお前そんな冷静なの!?
なんで俺の方がこんな焦ってんの!?」
薫「うるさいなぁもう」
千「てか、そのハゲ散(以下略)って親父限定だろ!?
俺は胸がときめく恋愛をして、甘酸っぱい雰囲気を漂わせたまま周囲に祝福されながら結婚するんだよ!」
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