ある日の放課後。




薫「千尋ー」

千「なんだよ薫。
 この前貸した130円(自販機のお茶代)、ようやく返す気になったのか?」

薫「え、あれは驕りでしょ?」

千「えぇー何その都合のいい解釈!
 驕りな訳ないだろ!」

薫「えー、違うの?」

千「俺はお前に驕るほど余裕ないの!」

薫「……千尋のケチ」

千「頬膨らませて上目遣いとか止めろ!
 そーゆうのは彼女にやってろよな」

薫「そう、それなんだけどさ」

千「?何だよ」

薫「僕、彼女と別れた」

千「いきなりだなおい!」




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