「お母さん!!どうゆうこと?」
「着替えたんだ!どうゆうことって?」
「あのー・・・彩の姉と、婚約ってことだよ!?」
「あぁー忘れてわ!婚約してね?」
「してね?じゃねーよ!!俺は、あんな女と、婚約なんて、しねーから!!」
「あらっ!そうなの?まぁー香里さんが、なんとか、してくれるわ。ご飯食べなさい?」
「あぁー・・・」
お母さんまで!何なんだよ!!俺はぜってぇーしない!!
今何時?7時30分か・・・早く飯食って、行こうか。



10分後・・・
「ごちそうさん。」
「もう行くの?」
「あぁー・・・」
「まだ、1時間ぐらいあるわよ?」
「行ってきます。」
「・・・行ってらっしゃい。」
はぁー・・・晴乃に会いてぇー
あっ・・・晴乃だ。なんて、偶然!
「晴乃?」
「あっ渉!おはよう。」
「おはよう。てか、早いな!」
「ウサギにご飯あげるんだ!今日から毎日!学園長に頼まれたから!」
「そっか。乗ってく?」
「えっいいの?でも、悪いよ。」
「いいよ。ぜんぜん。てか、お前さっきから、何やっての?」
「あっ・・・ばれてました?」
「うん。」
「2人の写真撮って来てって、言われて。あっ!言っちゃったぁー・・・」
「お前、ばれたくねぇーなら、俺らのグループ入るか?」
「えっ!?でも・・・」
「晴乃とか、彩とかいるぞ?」
「入ってたんだ。」
「あなた誰?」
「転校してきました!晴乃です。よろしくね。」
「よろしくです。アカリです!」
「アカリ、お前情報係な。その写真、あいつらに、持って行って、いいから!」
「はい!私、こっちのグループで、いんでしょうか?」
「何か、あったら、みんなで、守るから、安心しろ。」
「はい!」
「お前、あいつらに、俺らが言ってた事言うと、あいつらがお前に、叩いたり蹴ったり、するよりも、何倍の力でやっから。女子だからって、手加減しねぇーから。」
「分かりました!そっちの方が、怖いです。」
「じゃあ、学校でな。」
「じゃあね。アカリちゃん。」
「じゃあね!」
あいつは、悪い奴じゃないと思う。