「え…どうしたの?」 俺が居間に行くとやっぱりみんな酷く落ち着いていた。 「実はね、暁兎と華兎に話しておかなきゃいけないことがあるの…」 おもむろに母さんは語り始めた。 「実はね…二人は本当の双子じゃないの…」 それは、俺の寿命があと半年なんてことよりよっぽどショッキングだった。