ただ…抱きしめて

茉葵の後ろに立って、身体を抱きしめる。


「だめだよ…」


控えめな茉葵の声。


茉葵がフライパンを持ったまま、ゆっくりと振り返る。


それを察知して、身体を避ける優人。


「危な…


それはねぇだろ」