病室に戻ると、ベッドにゴロン……と寝転がった。 「痛っ……」 足が響いた。 でも、痛いのは足だけでなく、僕の心も……だった。 僕の涙に驚いたキミの顔が、頭から離れなかった。 驚いた後、一瞬、泣きそうな顔になったのが気になって仕方がなかった。